...
先生「起立、礼!」
クラスメイト「ありがとうございました!」
ガヤガヤ...ガヤガヤ...
ガヤガヤ...ガヤガヤ...
初音ミク「あれっ?たのしいマグロダンスPくんまたトイレ?
さっきの休み時間もトイレ行ってなかった?
しかもチャイム直前まで戻ってこなかったしww」
たのしいマグロダンスP「あっ!あっ、ぼっ!!ぼ...ぼく...おな...今日、お腹...痛いから...」
初音ミク「そうなんだ~大変だねww」
たのしいマグロダンスP「も、もう、いいかな...早くいかないと...」
初音ミク「あれ?でもさぁ昨日も一昨日も休み時間ずっとトイレ行ってたよねw
別のクラスに行ってた訳じゃないでしょww
たのしいマグロダンスPくん友達いなさそうだし」
たのしいマグロダンスP「...ぁ.......」
初音ミク「あれっ?どうしたの??聞こえてるぅ~?」

実際のところその通りであった。たのしいマグロダンスPは老人のように短時間で猛烈に尿意を感じる体質なわけでも、
特別に胃が弱いわけでもなく、ただトイレに行ってひたすらに石鹸で手を洗う。
念入りにゴシゴシ、ゴシゴシと。
勿論ケッペキショウというわけでもない。ネットの胡散臭いブログに書かれていた相対性理論を読んで導き出した彼なりの時間超越法なのである。
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トイレに行って石鹸で手を洗う。これがつらい休み時間を乗り切る一番の方法なんだ...!
実際ただトイレに石鹸で手を洗うと言ってもなかなか難しい。
いくかのパターンあるのだ。
まず第一にトイレに誰ががいたパターン。僕と同じくらい底辺の佐藤(全国の佐藤さん御免なさい)とかなら別に無視すればいいけど、ほかの奴だと面倒だ。
休み時間ごとに人の少ないトイレの箇所は決まっていて、どの学年の教室からも遠いトイレの箇所ももちろん僕は把握している。それをもとに一番人とバッティングしにくく、移動時間の短いトイレを選び、入る。しかし、確率は確率。上手くいかないこともある。

 

本当は一刻も早く別のトイレに行きたいのだがそうすると不自然に思われてしまう。
尿意もないのに窓を開き小便をするポーズをとる必要があるわけだ。
このポーズも時間が重要だ。
長すぎても遅すぎても姿に思われてしまう。その後手を洗う時も同じだ。長すぎては怪しまれる。洗わないのは駄目だが、洗いすぎるのもきれい好きの女々しい奴と噂を流される可能性があるからだ。しかし、ある可能性にかけて一つ一つの動作をゆっくり行ってしまうというのがトイレニストの常というモノだ。この小便ポーズを取っている間、若しくは仮小便の後の手を洗っている間にターゲットがトイレから
出ていく場合があるからだ。むしろ相当小便の出が悪い奴でなければ自然相手の方が先に出ていくことになる。そうなれば当初の目的通り授業開始のチャイムギリギリまでそのトイレで手をせっせと洗えばよい。しかし時計を所持しているわけではないし、トイレに時計がついているわけでもない。
ならどうやって授業開始のチャイムギリギリジャスト10分を目指すのか...
ここでトイレニストの技のお出番というわけだ...!
教室を出る前に確認して頭の中でずっと1、2、3、4、5と頭の中で時間を数える。
こうすることでトイレでの滞在時間を限りなく10分に近づけることが可能だ。
既に1年半続けたこの技は確実なものになっていて、今では誤差30秒ほどに抑えることが出来る。
しかし、実際にはなかなかそう旨くは行かない。
それがパターン2。先生たちは職員トイレを使用するため、
生徒用トイレには先生があまり立ち寄らない。故に教師たちに少々たてつくような輩の溜まり場になっていることは結構な確率であるのだ。その部屋に入ってしまうと絶対に奴らは僕より先にトイレを出ることはない。
何故なら彼等は授業開始のチャイムが鳴るまでそこを動くことはないからだ。他の様々な不良行為によりその程度では教師たちも彼らに何も言いはしない。何より奴らに話かけられでもしたら大変だ。
少しでも選択を間違えれば即死の質問や、無茶ぶりなわけだ。
このパターンのトイレを回避する方法はとにかく扉を開ける前に聴き耳を立てることだ。
奴らは大声で話す。慎重に聴き耳を立てれば必ず奴らがいるかどうか扉を開ける前に察知することが出来るのだ。
しかしこれも旨くいかない場合がそこそこにある。
パターン3。
中にいるやつらは群れで行動する奴らなのだ。トイレの中でたむろする不良集団の仲間のうち一人が遅れて集会にやってくるときがある。悪い時には悪いことが重なるもので丁度僕がトイレに聴き耳を立てようとしているタイミングでそいつはやってくるのだ。
そうすると不自然な感じを出さないため何も知らない馬鹿の振りをしてトイレに入ることしか出来なくなる。前に気を引き付けて後ろからはめ殺す。これが最悪のパターンだ。
そもそも本当は個室の中でスマホでも見ているのが一番なんだけど...携帯は持ち込み禁止だから持ち物チェックで先生に見つかったら大変だし個室に入るところを誰かに見られたら...それこそクラスの中心にいる中岡や澤田なら笑いは無しになるだろうけど、地味で目立たない僕は卒業するまでウンコマンになってしまう...そんなリスキーな賭けは冒せない...あるいは...
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初音ミク「...ねぇ...ねぇってば!!...ちょっと大丈夫w!?」
たのしいマグロダンスP「えっ!?!???...あ...う...うん...」
???「何コイツwなんかぶつぶつ呟いてたんだけど...キモッw」
初音ミク「ww」

(気が付くと目の前にもう一人女子が現れていた。顔を上げなくても
声で誰なのかはすぐにわかった。
いつも初音ミクとつるんでいる隣のクラスの鏡音リンだ。
初音ミクが寄ってきた時点で彼女が近づいてくることは解っていたが、予定よりも少し早い...
脳内で描いていた最低限の会話パターンにアドリブをを付け足さなければならないようだが...致し方あるまい。
ここはパターンBで乗り切ろう)

 

たのしいマグロダンスPくんはそういうと今迄ずっと下げていた頭を持ち上げ、腰を低く据え、ぷるぷると痙攣し始めました。
鏡音リン「え?なに?急にどうしたの?もじもじしてwただでさえキモいのにきもさマシマシなんだけどww」
たのしいいマグロダンスP「ぁ......もれ......」
鏡音リン「は?何?声小さくて何言ってるのかわからないんだけど!」
たのしいマグロダンスP「あ゛!!!もぅ...もれ...ちゃ!!!...うぅ!」
鏡音リン「ww今更wwwどうせ嘘でしょwww」
初音ミク「wwwwwww」
たのしいマグロダンスP「ああ゛っ...あああ゛っ」ガクガクガクガク

 

たのしいマグロダンスP「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」
初音ミク「えw?」
鏡音リン「は?...えっwww......ま?wwwwww」
初音ミク「wwwwwwwwww」
たのしいマグロダンスP「ぐすっ...ぐすっ...だから...漏れるって...言ったのに...」メソメソ
鏡音リン「何泣いてんのキモイなぁww中学2年にもなってウンコ漏らすとかやばすぎでしょww
ていうかよく生きてられるねww恥ずかしくないの?
私だったら直ぐに首吊って死んでるわwwwてか臭ぇしwwww」
たのしいマグロダンスP「...ムカッ!この野郎ッ!!」ウンコブンッ!!
初音ミク「」ウンコベチャ
初音ミク「は?......うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
初音ミク「ああああああああああああああああ!?!?!?!!?!?!?!?!?あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!??!?!?!?!?!?!?あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鏡音リン「大丈夫?w」
初音ミク「...ぐすっ...うん...ありがと、だ...鏡音リン「てか臭wwwあんま近寄らないでwww」
初音ミク「え......」
初音ミク「ハハッ...ちょっとリン流石にこの状況でそれは笑えないって......」
鏡音リン「いやまじで臭いからwwその状態で近づくのは流石にないっしょwww」
初音ミク「」
初音ミク「ああああああああああああああん」
鏡音リン「マジ泣きウケルwwww」
たのしいマグロダンスP「フヒヒひひひひひひひひひひひひひひwwwwwwwwwwwwww(大爆笑)」
初音ミク「...お、おまえら......ぜってぇ...ゆるさねぇええ...
覚えてろよぉ......ぜってぇ明日ぶっ殺して......
たのしいマグロダンスP&鏡音リン「せぇの!!ミクちゃんお誕生日おめでとぉおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!」クラッカーパンパン
初音ミク「は?」

 

(クラス全員合唱)
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ハッピーバースデートゥーユー: Happy Birthday to You
作詞・作曲:Mildred J. Hill&Patty Smith Hill

ハッピー・バースデートゥーユー
ハッピー・バースデートゥーユー
ハッピー・バースデートゥーユー ディア初音ミク
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鏡音リン「はいプレゼント”これからもずぅーっと友達だからね!
でもミクがそれ以上の関係になりたいんだったら
考えないこともないけど...って何言わせてんのよバカッ!!」

初音ミク「は?」

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